インパクトのある題名です。同時通訳者というと難易度が相当高い職業だと思うのですが、それがTOEIC300点からのスタートということで、一体どんな勉強をやったのだろうと興味がわいてきます。 市の図書館では置いてなくて、近隣図書館から取り寄せてもらいました。2022年1月発行です。 本書の前半は、著者が同時通訳者になるまでの軌跡。中学生時代から、その20年後までを順を追って説明されています。本書の題名のTOEIC300点というのは、大学受験で、受験校全て不合格となり、英語の専門学校に入学して、最下位クラスに割り振られたときに受けた点数ということです。ここから著者の英語に対する取り組みが始まり、2年…