歌舞伎役者の名跡。十七代目以降の屋号は中村屋。
1955年5月30日生まれ。 本名・波野哲明 十七代目中村勘三郎の長男。 長男は二代目中村勘太郎、次男は二代目中村七之助。
(1909-1988) 初代中村吉右衛門の腹違いの弟。兄に先々代の時蔵。父は3代目歌六(上方出身)。 6代目菊五郎の薫陶を受け、6代目の娘と結婚。 元々は庶子だったため、歌六が死んだときに母親に「一緒に死のう」といわれた 話は有名。
勘九郎、勘太郎、七之助
2月20日は歌舞伎の日だそうです。 慶長12年のこの日、出雲阿国が徳川家康に「かぶき踊り」を披露したことから来ているそうな。 筆者は歌舞伎が大好きです。 といっても、最後に歌舞伎座に行ったのは、建て替え前の古い歌舞伎座のさよなら公演……なんと、もう15年近く前なのですね。 最後に歌舞伎座に行ったのは、母と一緒でした。そして、新しい歌舞伎座ができたら、また行こうねと行っていましたが、かないませんでした。母に少し無理をさせてでも、連れて行ってあげたほうが良かったのか……後悔が残ります。 それはともかく。母の介護とその後の自身の病気療養も一段落つきました。お陰様で時間が余っている今、今年こそ歌舞伎座…
【野上龍雄の想い出 (2)】 中島「ぼくは東映の『現代やくざ』シリーズもチャンバラも書きたくないから、作品上、野上さんに触発されたというのもないんで。野上作品もそんなに見てないんですよ」
ブログでも時々感想を書きますが、NHKの番組をよく見るようになりました。特にEテレの伝統芸能に関係するものと歴史番組。時間が合うようになって大河ドラマや朝ドラも見る機会が増えてます。 Eテレの伝統芸能番組はこの5~6年でかなり見る機会が増えました。年齢的なこともあるし、落語を聴きに出かけるようになったことも大きいのですが、やはり仕事で劇場にいたことは外せません。 そんな私のイチオシ番組は「芸能きわみ堂」です。「新・にっぽんの芸能」時代から見ていましたが、伝統芸能の凄さをわかりやすく伝えてくださる高橋秀樹さんと庭木櫻子アナに加えて大久保佳代子さんが加わって親しみやすさ倍増。ムチャ振りのお稽古シリ…
往年のスポ根ドラマファンであれば「空中二段投げ」「地獄車」と聞いて懐かしさを覚えるのが、桜木健一主演の「柔道一直線」(1969~71年、TBS系)だろう。 そのヒロインで、当時セーラー服が誰よりも似合う女生徒「ミキッペ」として、同世代を生きる男たちの目を釘付けにしたのが、吉沢京子だった。 13歳で児童劇団に入った彼女は、東宝の青春映画「燃えろ!太陽」でデビュー。 2年後に「柔道一直線」で、桜木扮する一条直也のガールフレンド・高原ミキ役で大ブレイクすることになる。 そんな彼女が大阪・梅田コマ劇場オーナーの次男で東宝社員の男性と結婚したのは、1983年。同年11月10日、東京ヒルトンホテルで記者会…
歌舞伎座に行って来ました。ポスターです。 中村屋、勢揃い。 今月はポスターが沢山あります。 歌舞伎座に中村座の定式幕がかかりました。 もう十三回忌。物凄い役者でした。合掌・・・。 十八世中村勘三郎の十三回忌追善公演。俗にニッパチと云いますが、そんな事はどこ吹く風。大いに賑わっておりました。感想はまた別項にて。
1月が終わってほっとする間もなくあっというまに2月の初日が、昨日あけました。 2月は18世勘三郎十三回忌追善ということで、所縁の演目が並びます。 詳しい演目についてはこちら! munakatayoko.hatenablog.com 初日の昼の部に行ってきました! 中村屋の幕がかかります。 1階ロビーにはなつかしの勘三郎さんのお写真が飾られ 2階ロビーにはゆかりの写真が多く展示されていました。 ひと月楽しみたいと思います。 各演目については、別稿にて。
9月になってもまだ暑い今日この頃。 唐突に12月の象徴的である「忠臣蔵」の主人公四十七士の話をするかというと それには訳があります。
「週刊誌に書いてあることなんて、みんなウソだからね、これ、全部放送してよ」 平成6年(1994)9月27日、京都・太秦の撮影所で時代劇の撮影に臨んでいた中村勘九郎(当時)は、武者姿のまま記者会見を開き、一気呵成にそうまくしたてた。 コトの起こりは、9月24日未明のこと。 当時、勘九郎との「ただならぬ関係」が噂されていた宮沢りえが、なんと、京都全日空ホテルで左手首に5センチの傷を負い、西大路病院に救急搬送。 それがメディアに漏れ、すわっ自死未遂か、と大騒動に発展したのである。 幸い命にかかわるケガではなかったことで、りえは同日夜に開催された「京都国際映画祭」のオープニング・レセプションに参加。 …
NHK BSプレミアム 12/7放送 アナザーストーリーズ「そのとき歌舞伎は世界を席巻した 〜十八代目 中村勘三郎の挑戦〜」【いまを生きる人に届く演劇に】そう願って、歌舞伎の新たな形をつくった十八代目中村勘三郎の過程と苦難。そして“創造的破壊”を。出演:野田秀樹、大竹しのぶ、松本幸四郎、中村勘九郎、中村七之助、坂東玉三郎アナザーストーリーズ7(火)夜9:00[BSプレミアム]https://t.co/WqBPNovYhL pic.twitter.com/9Lic8OBnZ9— NHK広報局 (@NHK_PR) 2021年12月6日 www.nhk.jp歌舞伎役者でも噺家でも魚屋でも寿司屋でも、…
はじめに 琴平町立歴史資料館 こんぴら歌舞伎関係 民俗資料関係 おわりに はじめに 香川県琴平町では、毎年、春には日本最古の芝居小屋である金丸座に、歌舞伎役者さんたちを迎えて、「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が盛大に開催されています。 こんぴら歌舞伎が始まると讃岐路に本格的な春が到来するといったような、春の風物詩となっていました。 令和2年には第36回「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が開催されることになっていましたが、残念ながらコロナの影響で中止となりました。 令和3年も耐震改修のために開催されないということです。 こんぴら歌舞伎が開催されている金丸座は、 江戸時代末(1835年)に建築されたもので、…