平成中村座 ニューヨーク公演を観る 平成中村座は、中村勘三郎さんが立ち上げ、仮設劇場を設営し主要都市だけでなく、地方都市や海外で公演する現代の「江戸の芝居小屋」をイメージした一座です。今年の7月、父親の意志を継いで、勘九郎さん、七之助さんが「平成中村座」として7年ぶりにNY公演をされました。それが「怪談乳房榎(かいだん ちぶさのえのき)」です。この「怪談乳房榎」は'90年に勘三郎さんが復活させた演目。なんと言っても見どころは、勘九郎が三役(重信、正吉、三次)を演じるところ。それぞれ特徴のある役柄を瞬時に演じ分けるだけでなく、何度も早替わりを見せてくれます。その早替わりはあまりの鮮やかさと早さに…