1832〜1891 江戸生まれ。
明治期の教育者、啓蒙思想家。号は、中村敬宇。通称は、中村敬輔。
昌平黌で儒学、蘭学、英語を学び、1855年教授。1866年に渡英。1868年に帰国し、明六社の創設社員の一人となり、言論、教育活動を行う。
翻訳家の仕事も多く、『西国立志篇』ISBN:4061585274 の訳者として知られる。
久しぶりに土日を完全休暇に充てられるので、読書と野球(WBC&NPBオープン戦)三昧で過ごしている。今朝、読み終わった1冊がこちら。昔から日本が近代に踏み出す幕末~明治期の言論状況や知識人の動きには興味があったが、その端緒とも言える「明六社」をテーマにした新書が出たと聞き、即買いに行った。明六社は、明治六年に当時26歳だった森有礼の主導のもと、福澤諭吉、西周、中村正直、加藤弘之ら著名な知識人が集結した日本初の知的結社。主要メンバーの多くは幕末に幕臣となった学者で、その能力を買われて明治政府のもとで働いていたが、今日ではもっとも有名な福澤諭吉だけはあくまで民間人であることにこだわった。またメンバ…
今では死語となった(?)「良妻賢母」という言葉。 その言葉は、誉め言葉というよりも現代では「女性蔑視」ととられることが多いでしょう。 幕末~明治初頭の儒者・洋学者・官僚である中村正直が明治8(1875)年に行った「善良ナル母ヲ造ル説」が源泉されるのではないかと思われます。 目次 中村正直 中村正直が考える「良妻賢母」 堺利彦が考える「良妻賢母主義」 脳内昭和(明治?)のオトコたち 中村正直 日本史の教科書でもあまり見かけない人物ではありますが、彼の先行研究は少なくありません。 中村正直なかむらまさなおは明治時代の日本の啓蒙思想家であり教育者、文学博士です。 英学塾。同人社の創立者で東京女子師範…