中核派とは、極左(極左暴力集団)である。
新左翼セクト「革命的共産主義者同盟全国委員会」の通称。1963年の革共同第三次分裂時、学生組織が革マル派系マル学同と比して少数派に転じたため「マルクス主義学生同盟・中核派」と名乗ったことに由来する。
1957年12月に黒田寛一・太田竜・西京司らを中心にして結成された革命的共産主義者同盟が分裂を繰り返し、1963年4月の第三次分裂をもって革マル派と中核派が成立した。
いわゆる成田闘争に関連して、「革命軍」が建設省幹部宅や空港公団職員宅などに対する時限発火装置をしかけた放火・放火未遂ゲリラ事件、自由民主党への火炎放射車による放火事件などを起こしている。また革マル派等との内ゲバで今までに五十人余りを殺害、数千人を負傷させたとされる。
現在のところ、中核派メンバーの数名が殺人・放火・爆発物製造の被疑者として指名手配されている。
学生組織:マルクス主義学生同盟・中核派
中央機関紙:前進
季刊機関誌:共産主義者
公然拠点:前進社
関連:都政を革新する会