8月6日に茨城県のローカル線、ひたちなか海浜鉄道沿線を旅した話の続き。 那珂湊おさかな市場で昼食をとり、那珂湊駅に戻る。 110年前の大正2(1913)年に湊鉄道の駅として開業して以来の木造駅舎が修繕を重ねながら今も残り、ちゃんと駅員もいて、古き良き時代の鉄道駅の雰囲気が保たれている。待合室では弾き語りのコンサートが開かれていて、「22才の別れ」を当時まさにその世代であったであろう男女デュオがギターを弾きながら歌っていた。 昔懐かしい国鉄形気動車がいる構内。 14時11分発の勝田行きに乗車。発車してすぐ、車窓にちらりと日本初のステンレス製気動車ケハ601が見えた。 このまま帰ってもよかったが、…