1948年生まれ。東京都立大学人文学部卒. 現在、横浜市立大学国際文化学部勤務. 文化社会学を専攻領域とし、オウム真理教事件をきっかけに、近年は子どもや若者の成長にかかわる文化現象に関心を持つ。 主な著書として以下のものがある。
情報消費型社会と知の構造―学校・知識・消費社会
思春期の危機を生きる子どもたち (HARUKA SELECTION)
子どもたちのサブカルチャー大研究
若者たちに何が起こっているのか
フツーを生きぬく進路術 17歳編
以下、まとまっていないメモ。 これが新年最初のメモになったのには、気まぐれではなく、根の深い理由がある。2024年、なぜ若者バッシングは「新たな全盛期」を迎えてしまったのか(2025.01.03)|後藤和智@テキストマイニングとかわたしはいつも不思議でしょうがないと考えているのだが、ここで批判されている藤崎剛人氏が、「現場プロフェッショナルロマン主義への批判」をしながら、なぜ「現代の客分感覚の長い歴史とその批判」をおろそかにしているのがなぜなのか、さっぱりわからない。論理的に言って、客分感覚への言及なしに社会性のないロマン主義が広がる理由を説明するのはむずかしいはずだ。「大衆なんてナショナリズ…
朝日新聞社の「自民党派閥の裏金問題をめぐる」一連のスクープと関連報道」が今年度の新聞協会賞に決まった(→https://www.pressnet.or.jp/about/commendation/kyoukai/works.html)。朝日新聞が最初にこの問題を報じたのは「安倍派 裏金1億円超か パー券不記載 立件視野 ノルマ超分 議員に還流 東京地検特捜部」(2023年12月1日付朝刊1面トップ)である。その後も自民裏金問題を続報した。 朝日新聞の報道は東京地検特捜部の動きを伝えたもので裏金問題を追求したものではない。「捜査の端緒は,「しんぶん赤旗」の報道に基づく告発(最終的に不起訴)による…
『女性セブン』5月23日号は,「名医だけが知っている 100才まで歩ける人 寝たきりになる人 人生はこんない違う」と煽り,その下には「もう一つの映画原作本,待望の文庫化!! 大増量決定版 増補版 九十八歳。戦いやまず日は暮れず 佐藤愛子 定価803円(税込) 小学館文庫[isbn:9784094083729] 映画「九十歳。何がめでたい」6/21全国公開 シリーズ累計175万部突破」と文庫の紹介があり,「才」と複数の「歳」とが同居していた。 小学館 Domani では,「「才」を使うのも間違いではありませんが,新聞やニュースなどの正式な文章では「歳」が使われると覚えておきましょう」・「「歳」と…
インターネットはまだ人力判断なのだから、人間に恩返ししようというのがあるべきだろ。思い出してみると、最初の頃から人力判断という前提を重んじてはいなかったぞ。「わたし」が、中西新太郎氏や押川剛氏のようなミョウだが観察力を鍛えている人の言っていることを聞いてなければ、あの人たちと絶交しているぞ。何を置いても死傷者を出してはいけない、という原則でこっちは動いているんだから。