雪国に住む人たちにとって雪は珍しくないし、降り方によっては災害を引き起こす厄介な存在だ。かつて札幌での生活を体験し、雪は鬱陶しいと思うことが多かった。だが、雪がほとんど降らない地域に住んでいると、雪国の生活が懐かしくなったりする。昨日、南岸低気圧の影響で首都圏に雪が降った。久しぶりに見る白銀の世界は新鮮に映った。 測ってみると、積雪は約10センチだった。これは2018年1月22日以来であり、この地域では「大雪」といっていい。日記をみると、それ以前は2014年2月8日から9日にかけての大雪で、私の自宅のある千葉市の観測地点で1966年の統計開始以来最大の32センチの積雪(わが家では35センチ)を…