2024年1月、東京都中野区が、あれほど頑なに傍聴を認めようとしなかった文化財保護審議会の公開を決定しました。教育委員会が中野区文化財保護条例施行規則に同審議会の公開を定める改正案を可決。 同審議会の非公開に関しては、私たちは、旧中野刑務所正門(中野区文化財「旧豊多摩監獄表門」)についての審議が予定されていた2020年1月から、中野区への問い合わせ、情報公開請求、行政不服審査請求を経て提訴。裁判は東京地裁、東京高裁、最高裁まで争って敗訴したのだが、結果として4年越しで傍聴できることが決まった。2024/1/17記 中野区がホームページで2024年3月19日審議会開催と公開を告知。2024/3/…