昨日に話題にした朱牟田夏雄さんは、東大で英文学の先生をしておら れたので、当方がファンである篠田一士さんや、丸谷才一さんなどは、 朱牟田さんの教えを受けたのだろうなと思って、篠田さんの自筆年譜(小沢 書店刊「篠田一士評論集」に収録のもの)を見てみましたら、その朱牟田 さんの名前はなくて、次のように書かれていました。 「昭和23年4月 東京大学文学部入学。たしか最初の一年目はどの学科 かと指定する必要はなかったはずだが、各人、おのずと志望をきめ、それに 応じた授業に出席していたようである。ぼくの場合は英吉利語学・文学科に 行くことにし、中野好夫教授、平井正穂助教授のクラスに顔出しすることが 多か…