中野区の山手通り沿いの寺社散策、今回は中野長者、鈴木九郎が開いたという成願寺(じょうがんじ)です。山号を多宝山と称す、曹洞宗の禅寺です。 山手通りを沿って神田川方面に行くと、右手にびっしりと竹が立ち並ぶ壮観な姿が見えて来ます。この竹垣は、成願寺のシンボルのひとつで数年に一度、青竹を入れ替えているようです。 成願寺の竹垣 そしてその先に、縦5m、横11mの達磨大師の大看板です。 達磨大師の大看板 達磨絵の左側にある書、莫妄想(まくもうぞう)とは、「周りの物事にとらわれず、妄想をたくましくして、真実を見誤ることないように。」という意味で、静岡県興聖院住職青野俊孝師によります。 これだけでもインパク…