前回、本当に辛かったら辞めてもいい。 そんな話を書いた。 会社を辞めることは逃げではない。 自分を守るために必要な選択になることもある。 私はそう思っている。
これまで、愚痴や共感、怒り、責任感について書いてきた。 責任を返すことの大切さについても触れた。 しかし、それでも上手くいかないことはある。
前回、責任感が強い人ほど仕事が集まりやすいという話をした。 仕事ができる。 頼りになる。 断らない。 だから信頼される。 そして仕事が増える。 これは多くの職場で見られる現象だろう。
職場には不思議な現象がある。 忙しい人ほど仕事が増える。 そして暇な人ほど仕事が増えない。 冷静に考えると不思議な話だ。 本来であれば、余裕のある人へ仕事を振った方が効率は良い。
人は怒る。 職場で。 家庭で。 SNSで。 そして多くの場合、自分が何に怒っているのか分かっているつもりになっている。 上司が悪い。 部下が悪い。 会社が悪い。 政治が悪い。 環境が悪い。 原因ははっきりしている。 そう思っている。 しかし、本当にそうなのだろうか。
人は愚痴を語る。 そして不思議なことに、愚痴を語ったからといって問題が解決するわけではない。 上司は変わらない。 会社も変わらない。 人間関係も劇的には変わらない。 それなのに、人は誰かに話を聞いてもらう。 なぜだろうか。
人はなぜ愚痴を語るのだろう……。 会社の愚痴。 上司の愚痴。 部下の愚痴。 家庭の愚痴。 政治の愚痴。 SNSを開けば毎日のように誰かが何かに不満を漏らしている。