毎年、1月2月は、中高一貫校を目指す子供にとって、連日、わくわくと興奮する時期である。 中学入試は、小学6年生の楽しい娯楽であり、金のかかるゲームである。家庭の事情で、受験ゲームができる子とできない子とがいる。仕方がない。 公立の中学生にとっての高校入試は、少しく異なる。やや人生行路が茫漠と見えてきた。覚悟の必要なゲームである。 高校生及び浪人生にとっての大学入試は、ゲームを通り越して、時候の挨拶のようなものだから、論の外に置く。 最難関中学の入試は、半年、または3か月の準備で受かる。受からなければならない。それでも落ちてしまうのは、能力である、運である、某塾や6年担任の責任である。そう思って…