和紙を作る伝統技術は日本各地に残っていますが、東北にももちろん多く存在します。 その一つが宮城県丸森町(まるもりまち)に伝わる丸森和紙(まるもりわし)です。 400年以上の歴史を守り続け、地元の人とともに生き続ける丸森和紙。 今週のお題「手帳」に合わせてお送りするのは、今も天然の素材だけを使って漉き続けられる、"ふくよか"な和紙のお話です。 (写真リンク:https://maru.nekiwa.com/blog/2020/10/26/120000 ) 丸森和紙が作られている丸森町は宮城県の最南部、沿岸から内陸に少し入ったところにある町です。 宮城県丸森町の位置 阿武隈川(あぶくまがわ)という、…