祭り好きなわたしの民俗芸能の中でひときわ異彩を放つ猩々ではあるが、昨年の国際芸術祭あいちトリエンナーレにて、わたしのアーティスト魂と祭人魂の交わるところをピンポイントで押さえた企画、猩々コレクティブに参加することで一気に密度が高まった。そこで笠寺猩々保存会の会長さんと出会うことができた。そのとき、来年こそは祭りをやるのでぜひ来てほしいと。そうこうしてるうち、今年の春に地元の石刀祭りでその会長さんと偶然にも再会。向こうが来たからには、秋の笠寺猩々にはぜひともとなっていた。それが、先週の日曜の午後からだった。大切な祭りのご縁でつながる奥三河の古戸で、その日の朝からはじまる八幡神社大祭へ行き、昼前に…