Stranger than Fiction
国税庁に勤める平凡な男ハロルドは、ある朝突然、自分の思考や行動を自分だけに聞こえる女性の声が語っているのに気付く。どうやらハロルドは小説の主人公らしく、しかも彼は死ぬことになっているらしいのだ。 ハリウッドで評判になった捻りの効いた脚本の映画化。ウィル・フェレルはいつものオーヴァー・アクトを抑え、控え目な好演が新境地と、本国アメリカで好評だった。
昔描いた絵 もう3回目だからぼんやりと観ていた。何となく水族館に似ているなと思った。照明の薄暗い通路と屈折して散らばる光の線。大水槽には悠々とジンベエザメが泳ぎ、水紋がそのまま影となって足元で揺れ、光に照らされた中を大小たくさんのクラゲが浮かぶ。深夜の薄明りの部屋、ラップトップで映画を観ながら頭の中ではなぜか水族館のことを考えていた。パーティーに行く前の「Someone in the Crowd」のシーンが、どの水族館にもあるような熱帯の水槽に思える。エンゼルフィッシュが泳ぎ、クマノミがサンゴの中に隠れ、イソギンチャクが揺れている、みたいな。 そもそもロサンジェルス(ロサンゼルス?)が人工的な…
…これは、一種の才能だの! 主人公は僕だった コレクターズ・エディション [DVD] 発売日: 2009/09/02 メディア: DVD
仕事に必要だったので読みました。 13年前に出たユーミンの対談本です。 才輝礼讃 38のyumiyoriな話 本書は、読売新聞水曜夕刊「Pop Style」にて 2008年8月から2011年8月まで連載された 「yumiyoriな話」を再編集したものです 2008年、リーマンショックの年に連載が始まって、 2011年、東日本大震災の年に連載が終わるという、 日本の節目から節目にかけての連載だったんですね。 当たり前ですけど、対談相手は著名人ばかり。 松井冬子という美人画家さんだけは知りませんでした。 写真を見ると銀座のクラブのママみたい。 www.matsuifuyuko.com 【対談相手】…
よっ…読み終わりました📙 方舟 夕木春央(講談社) 〈あらすじ紹介/熱帯雨林より抜粋〉 9人のうち、死んでもいいのは、──死ぬべきなのは誰か? 大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。そんな矢先に殺人が起こった。だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。──犯人以外の全員が、そう思った。 タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。 …
朝ドラ「虎に翼」がとてつもなく面白い。 憲法14条の条文の朗読から始まったこのドラマ。戦前戦後の男女同権という重いテーマを扱いながらも、笑いあり・涙ありのとんでもないエンタメ作品に仕上がっている。特に昨日放送分のラストは感動した。NHKのドラマってこんなにすごかったんだ(ごめんなさい)。 各種配信サービスでも配信されているようなので、今からでも間に合います。第1週放送分だけでも、一見の価値ありです。 ---さて、いよいよ本屋大賞の発表が迫ってきたので、今週はノミネート作品のうち2本をご紹介。 まずは、夏川草介『スピノザの診察室』。京都を舞台にした、医師の物語である。 雄町哲郎(おまち・てつろう…
新世代クリエイティブユニットのCLAN QUEEN。 その始動から高い注目を集める彼らが、待望の1st Album『VeiL』を発売した。大まかに言えば今からレビューするんですが、 「コード進行が…」とか、 「ワードセンスが…」とか、 そういう音楽的な素養の話は、話題と聞きつけてからレビューを書いてる大手メディアのライターさんに任せます。 インタビューとかも受けてるだろうしね。僕はアカウント名の通り、マイさんやAOiさんの音楽活動に関しては、 CLAN QUEEN以前から知ってましたので、そういう目線から書きました。…で、それをしてみたところ、アルバムを通して聴くと、ワーワー叫びざるをえません…
【5】●<死の山>編の【その1】 ● ジェンダーSF小説「心地よい弾丸 heveanly bullet」https://togetter.com/li/2306101 222当日、テレビ局は約束どおり彼女のところへ向かった 電撃突撃の空気を高めるためにしばらく前に事前に話を決めただけで電話などの打ち合わせをしないことになっていた アナウンサーがインタホンを鳴らすとウサギの夫が出た 2024020114:14:02 223さりげないひと手間にアナウンサーは「演出を入れたな」と思ったところが、ウサギはいないというどういう演出なんだと思っていると 夫は「これ今ライブですか?」としきりに訪ねた「これ今…
ボブです。完全なネタ枠です。ゆびをふる杯の経緯や詳細を見たい方はどうぞ() 約1週間前、唐突に誰でも気軽に参加できる大会を開きたくなり、ゆびをふる杯の主催をすることを決めた。 技ゆびをふる、トリプルバトルでお馴染みのムーブ。選択肢はこれだけで至ってシンプルな運頼みの大会だ。 個体もこちらで用意してしまうことにした。 4世代の孵化乱数で6v個体を用意することもできたが、夢特性が用意出来ない上に、大量の輸送はかなり面倒なので、orasでも無補正でH30以上(パワーウエイトで固定)C20以上だけの厳選で全実数値が同じになるレベル1トゲピーで大会をすることに。(同条件で、参加者自身でトゲピーを用意する…
5時・起床・ツイッターを熟読した・起床直後はブルーライトをたくさん浴びるようにしています。健康 6時・漫画を読んだ・一生漫画ばかり読んでいる・「電電電」という裏サンデーでやってるやつの1巻が出ていたので読んだ・「殺し屋は今日もBBAを殺せない。」の作者さんの新連載です。・面白かった。・僕はギャグ漫画の最終話が寂しい気持ちになるのでとても好きじゃないんです・ギャグ漫画読んでる時って、主人公と僕は友達なんです。でも最終話でいきなり、「俺たちの日常はこれからも続いていくゼ。でもお前は現実に帰れな。またな!w」みたいにされてもすごい悲しいんですよ。昨日まで仲良くしてたのに急にLINEブロックされたみた…
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Armand Burger ビジネスパーソンの評価が高いのはどんな本なのか。グロービス経営大学院とフライヤーは2月、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2024」を発表した。2022年12月から2023年11月の間に日本国内で刊行された書籍123冊を対象に、読者による投票を行ったものだ。その結果を紹介しよう――。 【この記事の画像を見る】 ■「読者が選ぶビジネス書グランプリ2024」受賞作 ---------- 総合グランプリ:『きみのお金は誰のため』(田内学著、東洋経済新報社) イノベーション部門賞:『温かいテクノロジー』(林要著、ライツ社)…
占いや運命の予言に頼ることのリスクと、自分の選択で未来を切り開くことの大切さを描いた映画は、観客に深い洞察を与えます。以下に紹介する作品は、自己決定の重要性を強調し、占いに頼りすぎることの危険性を教えてくれます。 1. 映画『ペイ・フォワード』 Amazonプライム ↓ DVD&Blu-ray ↓ 2. 映画『ストレンジャー・ザン・フィクション』 DVD&Blu-ray ↓ 3. 映画『ルビー・スパークス』 Amazonプライム ↓ DVD&Blu-ray ↓ 4. 映画『アジャストメント』 Amazonプライム ↓ DVD&Blu-ray ↓ . 映画『クリック』 Amazonプライム ↓ …
読み終わりました📕 紅蓮館の殺人 阿津川辰海 (講談社タイガ) 面白いか面白くないかで言ったら、面白かったのですが、正直に言えばいくつか不満もあり…📖 〈あらすじ的なもの〉 山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿をぬけ出した僕と友人の葛城(かつらぎ)は、落雷による山火事に遭遇。救助を待つうち、館に住むつばさと仲良くなる。だが翌朝、吊り天井で圧死した彼女が発見された。これは事故か、殺人か。葛城は真相を推理しようとするが、住人と他の避難者は脱出を優先するべきだと語り──。 タイムリミットは35時間。生存と真実、選ぶべきはどっちだ。(文庫本裏表紙の紹介文まま) ネタバレしますのでご注意くださいです…
朝 23時半に起きた。4時間睡眠。短い。考え物だなぁ。最近この時間に起きるのが多い。そういう体になってしまった。極力早く寝るしかないのか。睡眠薬について次の通院で相談してみよう。 小説制作をしていた。op63のプロットだ。op63は今度こそ短編の連作にしようとしている。短編なのでこれまで1話として書いていた5000文字より長い予定。1~2万文字くらいだろうか。よくわからないけど。よくわからないと言えばまだキャラクターも何も決まっていない。プロットに書いたのは出来事の概要だけだ。「新事実によって謎が深まる」みたいなことが箇条書きになっている。 小説制作は早めに休憩に入った。休憩してそのまま今日は…
こんにちは、トパーズです。 「波のり」(作詞・作曲:草野正宗)は、 スピッツの3枚目のアルバム 『惑星(ほし)のかけら』(1992年)の 8曲目に収録されています。 ☆君に決めたのさ (「オーバードライブ」?) ※あくまで私なりの解釈で、 これを強要するとか、他の解釈を否定する意図はありません。 【勝手に解釈】は、私の妄想のページと思ってください。 イメージ写真「波のり」って題名だけど空を飛んでるイメージ 青文字は「波のり」(作詞・作曲:草野正宗)より抜粋 この歌は、しょっぱなから 民族衣装の一種で、男性用下着の一種でもある装身具の 総称が登場します(回りくどい書き方)。 スピッツのインパクト…
2月上旬の日記(2024年2月1日から2月15日分) 2月16日上旬分の日記をアップして1時過ぎに寝る。この二週間ほど精神的に安定していなかったというか、思いがけないことが起きると中々いつも通りにはできないし、荒れた海原がやがて凪になるのをただただ待つしかないと思い知らされた。時間は過ぎる。そのことを待つ。だけども、状況や気持ちは日々変化していくから待つだけでも難しい時もある。三週間前に友達は急に倒れて、翌朝に亡くなった。まだ一ヶ月も経っていない。実際に僕が亡くなったことを知らされてからは二週間少し、付き合いの長さといろいろと話したりしてお互いのことを知っていたことだけでも僕には彼女のような友…
冬にぴったりのバラードを集めた、3曲A面シングル。2024年現在、あゆは今作を最後にCDでのシングルのリリースはしていない。また、PVは『A ONE』のDVD及びBlu-rayに収録。 作曲は多くの楽曲をあゆに提供してきた多胡邦夫さん、湯汲哲也さん、小室哲哉さん、そして編曲も中野雄太さん、tasukuさんという強力な布陣。これで3曲もA面というから豪華そのものである。冬歌のアルバムを配信したばかりで、新たな楽曲を聴けるのも嬉しい。 ジャケットは白いレースのドレスのあゆで、凍てつく窓ガラス越しに映したかのような趣がある。 Zutto... 作曲:多胡邦夫 編曲:中野雄太 冬歌では『Togethe…
また,「白」は空を飛んでくる〈天使〉の「白い翼」を〈僕〉に連想させているように思える。なぜ〈天使〉の「白い翼」なのか,また,それが〈僕〉に恐怖なのかというと,『歯車』と同時期に書かれた『或阿呆の一生』(40 問答)(1927 遺稿)に登場する「誰にも恥ずる所のないシルクハットをかぶった天使」を連想させるからである。〈天使〉は普通「翼」を「白」にしている。『或阿呆の一生』の主人公の〈彼〉は〈天使〉と問答をしている。〈彼〉にとって〈天使〉が見えているかどうかは定かでないが,〈天使〉の声は聞いている。幻聴と思われる。〈天使〉は,〈彼〉の「なぜお前は現代の社会制度を攻撃するか?」と言う問に「資本主義の…