(出典:国史絵画) みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。 神武天皇が故郷の日向を出発して、近畿地方の大和にて最初の天皇 として即位するまでの物語の23回目です。 <前回の続きから> 古事記 《畝火(うねび)の白檮原宮(かしはらのみや)に坐(いま)して、天の 下治(し)らしめしき》 現在は大和三山の一つに数えられる畝傍山(うねびやま・奈良県橿原市)の 麓の橿原に宮殿を建て、そこで三種の神器をまつり、正式に初代天皇として 即位し、政治を行いました。 現在の太陽暦で2月11日のことです。 〇ノ丞:日本書紀では即位したこの時に、神武天皇の詔勅された 「八紘(あめのした)を掩(おお)ひて宇(いえ)とせむ…