唯一現存している、東京都電荒川線を、昭和50年代当時の7000形の車両で走る絵本。 路線図も初版の1981年当時の情報で書かれていて、現在とは異なる駅や、 もう存在しないものもあります。 荒川線の始発から終点までの駅、それまでの道のりが描かれています。 街並みも当時の古い町並み、商店街、道路を走る車もみな懐かしい昭和時代です。 実際に都電に乗って見える車窓も、現在とは大きく変化しているようで、 当時を知っている地元の方は懐かしさを覚える絵本ではないでしょうか。 昭和時代を知らない子どもと一緒に読んでいると、 途中踏切で、クロネコヤマトや赤い郵便車が登場し、 昔の風景と気づいていない様子。 ちん…