東京国立博物館で開かれている《京都・南山城の仏像》展に行ってきました。 ぽん太は最初「南山城」の文字を見て「な、なんざんじょう? どこ、それ」と思ったのですが、「みなみやましろ」とのこと。 京都南部の奈良との県境のあたりを指すようで、このあたりのお寺なら、ぽん太も何度か訪れたことがあります。とはいえ記憶はだいぶ薄れていたのですが、改めて調べてみると、今回の出品作は3体を除いてすべてお目にかかっておりました。 京都府とはいえ、自然の中にお寺が散在しており、奈良の影響も強い土地柄。京都市内の大寺院の正統派の仏像とは違う、ちょっと素朴でのんびりした雰囲気がぽん太の好みです。 浄瑠璃寺の九体阿弥陀の修…