大藪春彦作品の象徴的なランドマーク「食事シーン」を彷彿とさせるブログについて書いてみます。 本来はハードボイルド小説であるはずの大藪作品。 メカニズムやバイオレンスで構成された、ハードなストーリーが展開されているにもかかわらず、私の目には大藪作品のシンボルと言えば「食べる」しかない。 蘇える金狼 野望篇 (角川文庫 緑 362-2) 大藪春彦作品はハードボイルドというより「飯テロ」 大藪作品の主人公が井之頭五郎であっても、私にとってはそれほど違和感がありません(笑) 孤独のグルメ1 (扶桑社文庫) 私の好きな『蘇る金狼』でも、主人公・朝倉哲也の食事シーンは孤独にグルメしています。 そして何より…