大好きな詩人がいます。 茨木のり子さんという方で、もう亡くなられた方なのですが、何度も読み返し、時には声に出して読んだりもして、折々にその詩に励まされたり考えさせられたりしてきました。 好きすぎて、手帳やノートに書き写したりもしています。 茨木のり子さんの詩の一つに 「この失敗にもかかわらず」という題名の詩があります。 先日ニュースを見ていて、この詩の一節がふと思い浮かびました。 それが、今回タイトルにも書いた 「生きている以上 生きものの味方をして」という部分です。 少し長めの詩の結びの一節に、この言葉があります。 ” そう この失敗にもかかわらず 私もまた生きてゆかねばならない なぜかは知…