妹の友達である二つ結びの少女に疲れを癒される話。 日常に忙殺され疲弊していく毎日。気力は唯々削がれていく。 人生に意味など無く、感情を失い、ただ生きるだけの屍と化す。 そんな虚無感に駆られる生活を支えてくれるのは自分を認めてくれる存在。 顔をわしゃわしゃされ手をふにふにされる描写では泣いた。 炉利バブミを内包しつつも年相応の寂しさが垣間見られる時期 甘やかされ甘やかす共依存的な関係 一昔前、所謂炉利バブミが流行りました。疲弊した男を炉利がバブミにより無条件肯定する話です。薄い本では伊東ライフ先生が炉利バブミモノをよく出していた記憶があります(第六駆逐隊の雷やヴェールヌイなど)。本作はそういった…