裏切り者は誰だったのか CIA 対 KGB 情報戦の闇 ハワード・ブラム 芝瑞紀、高岡正人 訳原書房2023年9月5日第一刷THE SPY WHO KNEW TOO MUCH (2022) 2023年11月25日 日経新聞の書評 に出ていた本。図書館で予約していたのが、ようやく順番が回ってきたので読んでみた。 書評にあったのは、「本書は冷戦期米ソ間の熾烈(しれつ)なスパイ戦を描いたノンフィクションだ。大筋は米国中央情報局(CIA)に潜り込んだソ連国家保安委員会(KGB)のスパイが誰なのか、その真実を50年にもわたって追い続けたCIAの敏腕スパイ、ピート・バグレーの物語である。バグレーは2014…