「云/鬼 呼 生 - たま 〽 よび 〽 いく」- DJ KRUSH、志人.空の向こうまで連なる山々。人工物が見えない大海原。木々に前後に誰もいない山道。大自然を目の前にしたときその美しさや雄大さに感動するとともに、ぞっとする怖さを感じることがある。例えばある山道にいたとする。前後に誰もいない。上を見ると木々で生い茂り、狭い空に暗闇が迫る。周囲には人工物の気配が一切ない。そんな時に感じるあの怖さだ。そのような底知れぬ恐怖心が脳天に突き刺さる歌である。志人の歌詞は現代への警鐘だが、ここでは鬼がそれを発している。ただし鬼は単純に敵という存在でもない。この曲の歌詞はwebで公開されているが、何度読ん…