1 本作の概要 25歳の女性編集者がネコの姿をした神様と旅をする話です。 ひとり旅の神様 (メディアワークス文庫) 作者:五十嵐 雄策 KADOKAWA Amazon 神様とはいえ連れがいる時点でひとり旅ではなかろう。 と率直に思いました。 おそらくなんですが、ほんとに一人旅だと小説にしにくかったのかもしれません。 つまり、弥次喜多のように会話をしながらの方が話が進みやすい。 こういうことなのでしょう。 行き先は、鎌倉、江ノ島、金沢、京都でした。 古都です。 つまり自然ではなく文化系を巡る旅というわけですね。 2 観光地のガイドブックとして 読者に新たな知識を与えながら物語を語るというジャンル…