大学生の頃から20代まではジャズがかっこいいと思って、背伸びしてハービー・ハンコックやビル・エヴァンスなどを聴いたり、ピアノでも「星に願いを」のジャズアレンジを弾いてみたり、そんなこともしてたけれど、30代に入ってからはもっぱらクラシック派に移行した。 と言っても、中学生のころからベートーベンは大好きで、受験勉強で自分の士気を高めるときには、交響曲第5番『運命』をかけて勉強するというのが私のスタイルだった。『運命』は、誰もが知っている第1楽章もいいけれど、第2,3楽章の旋律はもう鳥肌もの。 で、30代からは、ピアノと室内楽、特に弦楽器でもバイオリンとチェロの音色が自分にとても心地よく感じるよう…