令和五年 大相撲五月場所,横綱・照ノ富士が 4 場所連続の休場明けで土俵に上がり,カド番大関*1の貴景勝は大関の地位を守れるか,関脇・霧馬山の大関とり,関脇・豊昇龍,大栄翔,若元春は大関への足掛かりを築けるか,幕内に復帰した朝乃山はどこまで勝てるのか,など注目すべき点が多かった。 終わってみれば,角界の第一人者である横綱・照ノ富士の 6 場所ぶり 8 度目の優勝となった。 横綱・照ノ富士 大関・貴景勝 関脇・霧馬山,豊昇龍,大栄翔,若元春 朝乃山 横綱・照ノ富士 横綱・照ノ富士は 14 日目に霧馬山を下し,千秋楽を待たずに優勝を決めた。 照ノ富士の優勝は令和四年 大相撲五月場所*2以来 8 度…