政府の新型コロナ分科会の尾身会長は国会で、政府がコロナ禍のもと東京五輪を強行開催しようとしていることに大きな懸念を示した。 (2021年6月2日 BSーTBSテレビ「報道1930」より) 2日の衆院厚労委員会では「今の状況で五輪開催は普通はない」と述べ、同日の内閣委員会ではパブリックビューイングについて「わざわざ感染リスクを高めるようなことだ」と語り、組織委員会が選手村での飲酒を許容したことについても「(国民の)理解を得られない」と批判した。 尾身会長は3日の参院厚労委員会においても、「五輪は普通のイベントとは規模が違う」「当然人の流れが生まれる」「お盆の帰省、連休と重なる」などと懸念を示した…