自分は何によって成り立っているのかと訊かれたら、 目、耳、鼻、舌、皮膚、によって成り立っている、 と答えるだろう。 もっと言えば、首から上だけで、自分はできている。 もっともっと言えば、首から上に自分が載っている。 目で何かを見、耳で何かを聞き、鼻で何かを匂い、 舌で何かを味わい、皮膚で何かを感じ、というふうに、 それらの器官が映し出したものを脳が捉えて、、 きれい、とか、不味い、とか、何やかや思っている。 そして、それら全体の活動を〝私〟だとしている。 逆に言えば、目、耳、鼻、舌、皮膚、がなければ、 脳は何も認識することができず、私は存在できない。 blog.hoshitani-shusak…