「誤解を招いたら」とか「ご不快にさせて」を前置きにする謝罪ではなく、本当に誠実な謝罪ができる人を尊敬する。誠実な謝罪とは何か。 古田徹也『謝罪論』によるとそれは、自分がしたことを理解していて、相手がどんな気持ちになったのかも理解していて、どんな償いをこれからしていくかにも言及している謝罪ということだろう。 自分がしたことから目を逸らさない、罪悪感や逃げたい気持ち責任転嫁したい気持ちがある中で、ある程度冷静で客観的じゃないといけないけど、相手の気持ちを考えるという感情の部分も大事で、強さが必要だ。 誠実な謝罪というものがあって、それと対極に位置する責任逃れの不誠実謝罪というものがある。 その2つ…