1994年から京急1500形に代わり、浅草線直通車両としては異色の3扉オールクロスシート車として登場した。
8両編成8編成、4両編成6編成が在籍している。
8両編成は主に浅草線・京成線方面の乗り入れ運用で使われている。
4両編成は優等列車の増結車に主に使われるほか、単独で普通列車にも使われている。
8両編成の最初の7編成(601〜607編成)は、1人掛け←→2人掛けの変更ができる可動座席ツイングルシートを
搭載して登場した。
最終増備の8両編成(608編成)と4両編成(650番台)のすべてでは、大幅な仕様変更があった。
ツイングルシートは採用されなくなり、通常の固定座席と補助席の組み合わせになった。
一方、京急では初めてシングルアームパンタグラフが採用された。
なお、現在、606編成を皮切りに、ドア間をロングシートに改造する工事がなされている。
また、606編成は青い塗装のKEIKYU BLUE SKY TRAINになっている。
この京急600形の前面のデザインは、後続の京急2100形、京急新1000形に受け継がれている。