1984年(昭和59年)から製造された系列。
当時、各駅停車に使用されていた2010系の置き換えを目的として製造された。
特徴
- 京王線としては初のステンレス車。
- 車体は6000系をステンレスにしたような形状。
- 前面はFRPを使用。
- 前照灯は角型。
- 6000系後期車同様、界磁チョッパ制御を採用している。
- 前期車はコルゲート仕上げ、後期車はビード仕上げとなっている。
- 都営新宿線には直通しない。
その後の改造など
- 初期に製造された車両は、前面にスカートがなかったが、後に一部を除いて取り付けられている。
- 初期に製造された車両は、前面窓上に細い赤帯があったが、後に撤去されている。
- 当初は前面は銀色であったが、後に白に変更されている。
- 帯色は赤であったが、現在は青と赤のコーポレートカラー(8000系と同じ)に変更されている。
- 車内を9000系なみにリニューアルした編成が登場している。
- リニューアル車のなかには、制御装置を日立製IGBT-VVVFインバータに交換した編成が存在する。
現在
6両編成5本(7001F〜7005F)、4両編成5本(7201F〜7205F)、8両編成10本(7006F〜7015F)、10両編成5本(7021F〜7025F)、増結用2両編成5本(7421F〜7425F)、計190両が在籍している。
4両編成1本(7201F)は、動物園線ワンマン対応となっている。
10両編成、あるいは6両編成と4両編成を組み合わせた10両編成は、特急や準特急などの優等列車に運用される。ただし、行楽シーズンの分割特急(2006/09/01のダイヤ改正で廃止)には運用されない。
8両編成は、主に各駅停車や相模原線快速に運用される。
2両編成は、朝通勤時間帯の増結用として使用される。