テレビドラマ。
名取裕子主演のミステリドラマシリーズ。
テレビ朝日系列「木曜ミステリー」、あるいは「京都枠」と呼ばれるドラマの一つ。
京都地検の女性検事・鶴丸あやを主人公に、京都を舞台に展開するミステリー。
鶴丸あやは、夫を東京に残し、娘をともない京都に赴任している。ワイドショー好きなオバサン気質であると同時に、非常にバイタリティあふれ、押しが強く、自分が納得するまで徹底的に捜査を展開するが、その際の彼女の判断の基準になるのが「主婦のカン」である。「主婦のカン」を振りかざし、部下を辟易させ、司法修習生をこき使い、京都府警と罵りあい、時に地検上層部に睨まれつつもどこ吹く風で、鶴丸あやは、事件の真相を解き明かす。
鶴丸あやに扮する名取裕子はこの作品を「ライフワーク」と語ったほど入れ込んでいるという。
京都府警刑事役の船越栄一郎との口ゲンカは、ミステリとは無関係に、番組のひとつの目玉である。