今月10日に開催された平安蚤の市で、ナンブ寛永氏が200円均一の箱を出してくれた。良さげな小冊子や雑誌があったので燃えた。今回紹介するのは、そこで見つけた『京都青年』155号(京都基督教青年会、昭和3年12月)である。ボロボロで200円でも迷った。しかし、「浅草十二階の設計者バルトンの孫娘鳥海たへ子の遺歌集 - 神保町系オタオタ日記」で言及した京都日出新聞記者鳥海一郎が「芭蕉のことなど」を執筆しているので買ってみた。鳥海については、その後『顔:鳥海一郎遺稿』(鳥海たへ・誠・幸子、昭和37年10月)も入手しているが、別途紹介します。今回は、同誌「宗教部から」に載っていた京都基督教青年会神学校の話…