昭和43年5月から56年9月まで、東京12チャンネル(現・テレビ東京)で放送された30分番組。
毎回、各界の著名人をゲストに迎え、その波乱の生涯を、関係者の証言とともに回顧していく(第1回は池島信平)。良心的なつくりが受けて、テレビ出演に縁のない大物も数多く出演。木下忠司作曲のテーマ音楽と、司会の八木治郎が語るナレーション「人の世の潮騒のなかに生まれ、去りゆく時の流れも消しえぬ、ひとすじの足跡がある」はおなじみの名場面だった。
湯川秀樹、武者小路実篤、長谷川一夫、山田五十鈴、徳川夢声、桂文楽、二子山勝治、川上哲治の回はビクターからレコード化され、古今亭志ん生の回は講談社DVD・BOOK『志ん生復活!』の第3巻(ISBN:4062780038)と第4巻(ISBN:4062780046)に分けて収録されている。