佐久間庸和です。わたしは、一条真也として、これまで多くの言葉を世に送り出してきました。この際もう一度おさらいして、その意味を定義したいと思います。今回は「人の道」という言葉を取り上げることにします。拙著『ハートフル・カンパニー』(三五館)において打ち出した言葉です。 『ハートフル・カンパニー』(三五館) わたしの本業である冠婚葬祭という営みの中核となるコンセプトは「礼」です。「礼」とは一般に考えられているようなマナーというよりも、むしろモラル、平たく言って「人の道」です。「礼」はもともと古代中国の宗教から社会規範、および社会システムにまで及ぶ巨大な取り決めの体系でした。「礼」は旧字体では「禮」…