地球温暖化対策を、水素燃焼発電を中心に考えてきているのだが、その前にするべきことがあるかもしれないと思い、提案する。それは、氷河やツンドラの融解をまず止めることである。 現在の二酸化炭素排出抑制は、2050年に2000年のレベルまで減らすことである。しかし、二酸化炭素排出量はまだ10年は増えるとすると、温度上昇は継続する。すでに、グリーンランドの氷河やシベリアのツンドラなどの氷の融解が加速しており、10年で消えてしまう可能性もある。 地球温暖化にブレーキをかけてくれているのが,この氷たちである。停電になったときに冷蔵庫の中の食品を少しでも低い温度に保つには,冷凍庫の中の密封された冷凍食品を冷蔵…