人文知

この映画のヤ◯ザ達は筋やかっこつけで生きている アクションがある度に ◯◯をせねばかっこ（格好）がつかない ◯◯に筋を通させねばならない と息を吐く様におっしゃる これはまさにロジカルシンキングの鍛え場である このヤ◯ザが特に物事を拒否した際に発するロジックを理解するには崇高なるロジカルシンキングが不可欠である とあるヤ◯ザがキレた際に常に誰の師弟関係があってどこに貸し借りがあってを瞬時に判断しないと映画を楽しめないのである ロジカルシンキングが出来ない人間にとってはただのヤンキー映画でありロジカルシンキングを知るものとしてはシニカルなトレーニングである

戦いが始まるとき まず失われるものは 若者の命である そしてその死は ついに報われた試しがない 映画 仁義なき戦いより

子が成長するにつれ ボランティア団体との接触機会が増えた 保育園の保護者会しかり 小学校のPTAしかり 学童の保護者会しかり 地元の少年野球しかり これらの会に参加する度に大変さを感じる いわゆる資本主義の論理 会社の論理 が通用しない世界 段取りも無ければ タイパの概念も無ければ 目的意識も希薄であったりする なぜならば賃金という縛りが無いからである なぜならば半強制参加という面があるからである 採用では無いため能力も人様々であるからである こうした方が良いですよというシステムを提言しても受け入れられにくい でも子供の為を思えば効率的なシステムを採用すべきなのである でもボランティアであるが…

理性の対義語は何か 感性か？ 感情的か？ 欲望か？ 盲目的か？ どれもしっくりこない 理性ではないものが定義できないと理性が何か分からないジレンマ 人は理性を駆動できると信じたいがそもそも理性という概念が本当に存在するのだろうか

2,400年昔の哲学者アリストテレス 彼はまるで預言者の様に国家の本質を語っている 彼が言うには国家というものは以下のように繰り返すという 君主制→独裁制→革命→民主制→衆愚政治→革命→君主制 まさにギリシア、ローマ、中近代ヨーロッパ、今のアメリカそして日本がそれを証明している 今我々は民主制と衆愚政治の間といったところであろうか

コミュニケーションとは、わかりあうためのものではなく、わかりあえなさを互いに受け止め、それでもなお共に在ることを受け容れるための技法 未来をつくる言葉 ドミニク・チェン著 より

資本主義はむしろストッパー 資本主義は地球環境の悪者とされがちである ある意味正しい ただ、以下の点も考えてみてもよいのではないか 利害があるから、コスト観点があるから地球の資源が取り尽くされない コモンズでは誰がストッパーになるのか人それぞれの理性か或いは専制君主か 資本主義が無くなると武力で全てを決める世界にならないか 札束で殴るのと棍棒で殴るのどちらが良いのか