以前、クローズアップ現代「がんを“生き切る”~残された時間 どう選択~」を、観終った時の感想。 死という人生の最終場面にどう対処するか。 この重いテーマを扱った番組やドラマを、おれは努めてたくさん観てきたほうだとおもうが、「なるほど!」とおもったことが実は一度もないのだ。 単身引越しする人の身辺整理の話を聞いてる気分になるだけ。今回もそうだった。 人間は、死という事実は無いことにして生きている。 難問を先送りにしてきた。 さあいよいよ死ぬというその時になって、急にその答えが見つかるわけもない。 物凄まじい死の事実に直面させられると、 1.混乱して支離滅裂になる。 2.死んでも生きてる幻想になお…