(racial discrimination,レイシャル・ディスクリミネーション )
特定の人種、民族などを社会的に差別すること。 「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約」において「人種、皮膚の色、世系又は民族的若しくは種族的出身に基づくあらゆる区別、排除、制限又は優先であって、政治的、経済的、社会的、文化的その他のあらゆる公的生活の分野における平等の立場での人権及び基本的自由を認識し、享有し又は行使することを妨げ又は害する目的又は効果を有するもの」と定められている*1。
社会的に行なわれたものとしては、南北戦争前のアメリカでの奴隷制や、南アフリカ共和国での「アパルトヘイト」などが知られる。