美術と工芸。ふつーの人から見ると同じに見えますが、ルネサンス時代の画家とかに言わせると「ふざけんな!ぜんぜんちがうぞ!」だそうで、要するに工芸は「日常の実用品にアートな加工をした物品」そして美術は「それそのものが存在価値をもつ、アートそのもの」だそうです。 美術品(アングル 「ホメロス礼賛」)と工芸品(陶磁器 有田焼) ふうーん。じゃあ、美術品って、結局タワマンから見る景観と同じで、あってもなくても生活には困らない、そうゆうものなのですね、とおもったら、いやいやそうでもないらしい。 というわけで、今回はファン・エイクというにーちゃんの絵画に秘められた恐るべき暗号について探求します。 ヤン・ファ…