再婚により義兄妹となり、これまで居場所が無いと感じていた主人公とヒロインが相互救済をする話。 兄は母親の期待に応えるために良い子を演じてきたが義妹に本質を受け入れられた気がしていた。 だが義妹が乙女ゲーを愛好する事が分かり、自分はゲームのキャラの代替ではないかと焦燥に駆られる。 夜伽中自分の感情をぶつけてしまった兄は義妹から嫉妬と指摘され自分の中の気持ちに気付くのだ。 自己の感情と向き合った兄が行為で好意を表現し、それが伝わった際の義妹の表情が大変素晴らしい。 その一方、兄を救済した義妹もまた兄の何気ない一言でイジメから抜け出す勇気を得て救われていた。 義妹が兄の本質だけでなくその演技や嘘も肯…