今昔物語。正しくは「今昔物語集」。 説話集、三一巻。八・一八・二一巻は欠巻。編者未詳、1120年以後成立。 天竺・震旦・本朝の三部に分かれ、標題のみあるいは標題と本文の一部のみのものを含めて一〇五九の説話を採録。 仏教的・教訓的傾向が強いが、本朝部の説話はあらゆる地域と階層の人間が登場し、生き生きした人間性が描かれる。漢字片仮名交じりの簡潔な表現は和漢混交文の先駆をなす。
各話が「今昔」で始まる所が特色。
紅顔の美少年だったころ、学科に古文というのがあり、その時よんだ副読本に、いい加減な陰陽師に振り回されて困り果てた貴族たちのお話があったのが記憶に残っています。 かすかな記憶を頼りにAIの助けを借りて調べたら、出所は「宇治拾遺物語」「今昔物語集」などで、こんなお話です。 1. 占い師が適当に「〇〇を断て」と言った話(宇治拾遺物語) 当時の貴族は、陰陽師から「今日は北の方向に行ってはならない(方違え)」「今日は家から出てはならない(物忌)」と言われると、絶対にそれを守っていました。しかし、あまりにも毎日まじめに聞きに来るため、陰陽師の側もだんだん面倒になったり、あるいは貴族をからかおうとしたりして…
野萱草つぼみの数の夏残り 我が家では今が、ノカンゾウの盛りである。ヤブカンゾウは、7月の前半に咲いてしまったから一月半以上のずれがあることになる。ノカンゾウの時期が少しずつ遅くなってきてる気がするが、気のせいか? 両花いずれも近くの堤防からいただいてきたものだ。 ヤブカンゾウはいかにも暑苦しいが、ノカンゾウの方は幾分スックとした風情があり色も気品がある感じがして晩夏を飾るにはふさわしい気がする。ともに一日花で翌日にはだらしなくぶら下がっている。 カンゾウは昔、忘れ草ともいわれた。死語かと思っていたのだが、しかし図鑑を見てみると、ユリ科ワスレグサ属でユウスゲ、ニッコウキズゲなどとともに載っている…
「今上陛下」を読めない人間が皇室典範をいじるな ――『古今(こきん)和歌集』と『今昔(こんじゃく)物語』の違いがカギです―― 桓武天皇なら「きん」(漢音)と読みます。 ブログ激励のため、上のバナーをクリックして下さい 高市総理が、「今上陛下」を「こんじょうへいか」と読み誤ったことについて、識者の何人か、また関係者からは「こんじょうへいか」という読み方も古くはあるので間違いとは言えない、という説が出されて、何となくそれで落ち着いているようです。 実はこのことにも吃驚しています。それは、私の友人知人の中で「こんじょう」と読む人に会ったことがないからです。ですから、「こんじょう」と聞いた時には、それ…
第三回朗読会「今昔 幻想と情念」を開催しました 今回の演目は『人妻が死後元の姿を現して夫に會つた話』 本日、書房内イベント「第三回朗読会 今昔 幻想と情念」を開催いたしました。 今回取り上げた作品は、『今昔物語』に収められた「人妻が死後元の姿を現して夫に會つた話」。明治時代の著名な国文学者・島津久基博士による口語訳作品です。 古典文学と聞くと難しい印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、優れた口語訳によって物語は驚くほど生き生きとよみがえります。平安の人々の喜びや悲しみが、現代の私たちにも自然に伝わってくるのです。 愛する妻を捨てた男の末路 物語の主人公は、貧しいながらも幸せに暮…
この記事は、鉄腕アトムの前日譚『アトム今昔物語』をネタバレなしで紹介。アトムが見た過去の世界と、技術の萌芽が描かれる物語の魅力を丁寧にまとめています。 はじめに 2003年4月7日──未来だったはずの日付 現代AIが近づきつつある「かつての未来」 アトムが問い続ける「技術はどこへ向かうのか」 アトムが見た「過去」──『今昔物語』 まとめ もう一つの前日譚へ 以下のリンクにはアフィリエイトが含まれています。 こちらの記事もおすすめ はじめに 2003年4月7日──未来だったはずの日付 鉄腕アトムが生まれたのは、2003年4月7日。 その日付は、いまでは静かに過ぎ去った“過去”の一日になっている。…
日々の生活やあれこれを綴ってみようとブログを始めたんですが、20年ほど前にもちょこっとブログをやってみたことがありますその頃のブログと今のブログって「温度感」が全然違っているんですね 昔のブログって、トップページにどーんっと「このブログへようこそ!!」「今日は訪問してくれてありがとうございます!!」ってな文章やらブログの紹介文を乗せてた気がするんです最近のブログってそういうのがないか、簡単に書いてるだけだったり 他にも当時は結構コメントでやり取りするって感じの文化で、コメントをつけてもらったり返信したり、相手のブログにコメントしたりそいや、キリ番報告とか言うアクセス数報告もあったっけ、ネタ切れ…
昭和56年 多摩センター駅前 現在のパルテノン大通り イベントのメッカココリア十字路を丘の上プラザ ヨーカドー屋上から撮った写真と思われます 左側が現在のパルテノン多摩や多摩中央公園方面 右側が多摩センター駅で画角は南西方向をとらえています 特筆すべきは巨大な白いテント上のもの ここが現在 ココリア多摩センターがあるところです
2025年11月1日(土) その④の続きで、越後湯沢駅100周年号の撮影後は一路北へ。 はやぶさ号で一気に北上! ということで大宮から新函館北斗行最終はやぶさに乗って北上です。 はやぶさ39号 新函館北斗行 大宮を出ると途中仙台、盛岡、八戸、新青森にしか停車しない速達タイプのはやぶさなので、所要時間も短く今日の目的地八戸まで2時間20分で到着しちゃいます。 八戸駅 ということで八戸駅へ。 三連休初日の最終ということもあってほぼほぼ座席が埋まった状態で八戸に到着です。 八戸の今昔物語 コンコースでは八戸の歴史を写真で振り返る展示がされていました。 八戸線の本八戸駅が中心エリアで、ここ中心に市街地…
♫ シオン ぼくが内緒でつけた シオン かわいい君の名前 秋の夜にまつ毛をふせる あの花にとても似ているから・・・・ この世で一番ステキな娘だと 言ってあげたい シオン・・・・♪ (『シオン』作詞・作曲:イルカ) Yの部屋で話していると、ラジオDJが ♯ さわだせいこ のシオンを おおくりします・・・と Y「おお・・♪しおん~ ぼくがぁ~・・・・」 私「え・・・?こんなうた・・あるのか?」 Y「あるじゃないか・・・今・・聞いてんだろうが・・・ ♪ フフフン~いってあげぇたぃ~・・・」 私「シオン・・・? そんな名前の花って・・・あるのか?」 Y「あるさ・・・この園芸本みてみな・・・ええっと・・…
ちょっと調べ物があって、「今昔物語集一」(新日本古典文学大系)を借りてきて読んでいた。調べるところとは別に、パラパラめくって適当に読んでいたら、ビックリする話があった。 ================= 「師子哀猿子 割肉与鷲語(ししさるのこをあはれび、ししをさきてわしにあたへたること)」 あるところに獅子がいました。獅子は「自分は百獣の王だから、獣たちを守らなくちゃ!」と思っていました。 その山の中に2匹の子猿を育てている猿がおりました。子猿が小さな時には1匹を抱き1匹をおんぶしながら山野を歩き、食料である木の実を拾うこともできたのですが、子猿が大きくなってくるとそれが出来なくなりました。…