"ケアする生活環境”とは、単に介護設備を整えるということではありません。心理的な安心感、日々の暮らしやすさ、そして他者とのつながりといった、広い意味での“支える力”が、生活空間に組み込まれている状態だと思います。 ケアする生活環境とは 北九州においては、社会福祉法人もやい聖友会が運営する銀杏庵 穴生俱楽部が特筆すべき共生型地域拠点になっています。夕方や休日はいつも小学生が一階で遊んでいます。カフェレストランがあり誰もが利用できます。FMスタジオ(コミュニティFMラジオ「Air Station Hibiki FM88.2MHz」のサテライトスタジオ)があり、数々の番組の中には、認知症患者当事者が…