牛頭天王(ごずてんのう)とは? 牛頭天王は、インドの祇園精舎の守護神。日本では、スサノオノミコトという神様と習合し、八坂神社の神様(病気や災いを除く)として信仰されています。※ さまざまな側面があるため、「仏教の天部」なのか「垂迹神(日本の神様と習合)」に該当するのか、定まっていないようです。お寺にも神社にもまつられるので、「天部でも垂迹神でもある」という感じなのではと理解しています。 祇園祭との関係(祇園牛頭天皇御縁起) 子どもの頃から大柄で、牛の頭とツノを持つ姿だったので、なかなか近寄る女性もいなかった牛頭天皇。妻探しの旅に出かけたとき、お金持ちの弟(古単)のところに泊めてもらおうとするの…