営業中。銀座の田中貴金属の2階には金工芸品が陳列されているのですが、偶然知って、見に行って、眼福。 金糸で作られた松の盆栽、ふくろうに仏像、どれも見事でしたが、一番感動したのが、金のおりん。仏具のアレ。それはそれはよい音色で、美しい余韻が長く長く、減衰することなく聞こえ続けるのに感動いたしました。 参考音声 鋳物ですか?とたずねると、鋳物ではなく手で打ち出して成型したものだとか。音も形も美しいものを作る職人さんは貴重とか。 説明してくれたスタッフの方から聞くと、素材が高価ということもあり、若い職人が美術品的な金工芸をやることも、続けることも至難の業らしく、想像はつきましたが、技術継承の困難さを…