今年はお彼岸を過ぎてから、本格的な彼岸花の季節となりました。 毎日、次々と咲いてきます。毎年この時期を忘れないのは、不思議なことですね。さて、いくつかの刊行物が届きました。まずは、真言宗智山派の学会で発行している智山勧学会の「会報」です。 運営委員として、今年は「編集後記」を執筆いたしました。ここ数年は、書籍紹介コーナーを作ったり、書店の広告を掲載してみたり……新しい企画を立ててきました。昨年は学会のホームページも完成し、少しでも会員数が増えてくれるのを願うばかりです。なお、今年の書籍紹介は、白水智氏『古文書はいかに歴史を描くのか―フィールドワークがつなぐ過去と未来―』(NHK出版、2015年…