他人の心の内面は他人の課題であって、こちらが必要以上に気にすべきものではない、という考え方がようやく腑に落ちてきた。頭では理解していても、日常の中ではどうしても相手の表情や言葉の端々に反応し、何か自分が悪いのではないかと余計に考え込んでしまう。しかし、相手の気持ちや機嫌、さらには心の揺らぎまで背負おうとすることは、結局のところ自分自身を苦しめるだけである。 もちろん、人と関わって生きる以上、まったく気にしないという姿勢を貫くことは難しい。それでも、相手の内面のすべてを自分の責任だと思い込むことは健全ではない。相手が抱える不安や怒り、落ち込みなどは、その人自身の経験や価値観、置かれている状況から…