岐阜県と滋賀県の県境にある伊吹山は、標高1,377mの山で、深田久弥の日本百名山にも選ばれています。ヤマトタケルノミコトの伝説をはじめとした故事来歴、薬草や稀少生物、さざれ石や山の特異な形成史など、伊吹山の魅力は尽きません。 滋賀県側から見た伊吹山 左側(西側)は削り取られた跡が大きく残る 石灰岩の採掘により、西側(滋賀県側)が大きく削り取られていますが、その傷跡も多少目立ちにくくなっており、何と言っても、琵琶湖と濃尾平野に挟まれて高くそびえる雄姿は、圧倒的な存在感とオーラを発しています。 2084校の校歌に登場する伊吹山 「かなり遠方からも見える」暮らしの中に溶け込んだ山であるため、滋賀県側…