4425号 引き続き、竹富島の[星のや]。 ここの客室は、皆、一戸建てで、それも沖縄の伝統的家屋になっている。これだけでも、ここへ来る価値はあるだろう。特に私は、大学時代日本民俗学を学んだので、とても興味深い。 昨日出した正面の写真をもう一度。 表の石垣の塀があって、家の前にもう一つ、石垣。これがポイントなのである。まあ、外からの目隠し、ということにはなる。 この目隠しはヒンプンと呼ばれ、漢字は屏風が当てられているよう。 この壁の左右から家に入るのだが、右と左で意味が異なっているという。 向かって左が、通常の通路。右はお客や、神様の通る通路。(神様というのは、沖縄の場合は先祖の霊と言い換えてよ…